ブレイクブログ「東京に行く前の探究話。」~ホメオパシー療法との出会い。(後編)
前編をまだお読みでない方は、こちらから先にお読み下さいね。
- 身心の不調で困っている方。
- 真理は宗教だけに存在しているのではないと感じておられる方。
- 宗教・宗派の「〇〇だけが正しい」という話に疲れてしまった方。
私がここから学んだ事。
世間には、ホメオパシー療法などの「代替医療」に対しては懐疑的な方もいると思うのです。
このブログは「ホメオパシー療法のブログ」ではありませんので、その是非について論ずるつもりはありません。
私は、常に、その出会いを通じて顕れている「真理」を観察したいと思っているので、今回も、ホメオパシー療法との出会いから私が学べた事について書かせて頂きたいと思うのです。
人を許せる。
私はこのホメオパシー療法を通じて「心と体の状態が密接に繋がっている」という事を学びました。
この学びはのちに、私が整体や心理学を学ぼうと思ったキッカケにもなっています。
確かに私達でも、体が熱っぽかったり、食べ過ぎで胃がムカムカしている時って、イライラしやすくなって「普段なら怒らないような所で怒ったりする事」がありますもんね……。
それが慢性的な症状であったとしたならば「いつもあの人はイライラしているよね」とかいう事にもなりそうです。
同じように、暑い国に住む人と、寒い国に住む人では「人の性質」にも多少は影響が出そうな気がします。
「落ち着きが無い人」「よく泣く人」「よく怒る人」等、もしかするとそれは根源的な「変える事のできない問題」とかではなく「そうならざるを得ないような体の状態」って事があるのかもしれないな……と、新しい視点を得る事ができました。
こうした学びを得たことによって私は「人を許せる確率」が以前より高くなったと思います。
人格によって顕れる症状……。
以前、何度か本で読んだ事のある話なのですが、多重人格者さんに関する興味深い話があります。
それは、ある人格のときに発症している病気が、ある人格の時には見当たらない、という事です。
例えばある人格の時には体内に腫瘍があるのに、ある人格の時には「見当たらない」という事がるそうなんです。
これってすごい事だと思いませんか?
普通に考えて、腫瘍など「体の症状」であるならば、どの人格の時でも変わりなく存在していてもおかしくないではないですか。
それがある人格のときには発症して、ある人格の時には発症しない、という臨床例がるというのですよ。
これが本当ならば「病気って何なのか」を根本から考え直す必要さえ感じます……。
幸せになりたかったら、先にしあわせな波動を自分が出す……とスピリチュアルな世界で聞いた事がありますが、こうした症例を考えると、「波動」というテーマを真剣に考えてみる価値があるように感じます。
あらゆるものに顕れる真理。
私は以前のブログでも、真理はあらゆる形で顕れている、といったお話をさせて頂いてきました。
治療法の世界でも、心理療法の世界でも、宗教の世界でも、多くの方が、自分の所属する団体が進める方法を「この方法が一番素晴らしい」と言います。
勉強していれば「その方法のすばらしさ」をずっと体感する事になるでしょうから、所属しているみなさんが、心の底からそう感じている事にウソは無いと思います。
しかし、以前、違うブログで紹介したように、
山に登るときには登山靴が必要だけれども、海に行くときはあっても役に立たないし、逆に海に行くときは水泳パンツがあると便利だけれど、山登りには必要ありません。
そのように、自分が選んでいる道によって必要なものが変わってくるので、この世に「万能」なものはない、というのが本当の所ではないかと私は思うのです。
すべての方法論は「相補的(互いに補い合っている)」だと思うのです。
例えば、目的地に到達する為にさまざまな方法を知ってれば「その時の自分にあった方法」を自分で選択する事が出来ます。
西洋医学も東洋医学もそれぞれに素晴らしいし、ホメオパシー療法もあなたの役に立つ事があるかも知れません。せっかくあなたを助ける確率がある方法であっても知らなければ選ぶ事もできません。これは宗教・宗派の世界でも同じ事がと私は思っています。
こうして今回、私が道の途中で出会った「ホメオパシー療法」も、知っておいて頂ければ、いつかあなたか、あなたの大切な人の役に立つことをがあるかもしれません。
今回私は、そんな時の事を願って、私が探究の旅の途中で出会った良きものの一つであった「ホメオパシー療法」をご紹介させて頂いたのでした。
私の探究。
私は東京に探究の旅に出るとき、もちろんこのホメオパシー療法も勉強したいと思いました。
しかしそこまで手が廻らなかった一番の理由は、単純にお金が無かったという事でした(笑)
もうすでに整体学校の方に、かなりの授業料を割り当てていましたからね。
さらには前回のブログでお話した通り、私は、人が裸で生まれて裸で死んでいくなら「この薬やこの機械がないと救えません」とう方法ではなく、この両手があればできる技術を学びたい、とも思っていましたので、整体学校の方を優先していました。
今でもお金と時間があれば「学校、行ってみたいな……」と思っています。
他にも学びたいことはたくさんあるんですけどね~(笑)
こうしてわたしはこの時、東京に上京することになったのでした。
このあとは、次回の「ブレイクブログ」に続きます……。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
合掌 くてい 拝